ネットにくわしくないママでもできる家族を守るチェック方法 ルーター編 その1
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昔のままのルーターを放っておくと、ハッキングされるらしい?!
古いWi-Fiルーター、使い続けて大丈夫???
最近ネットの不正アクセスのニュースが多いですね…。
ネット銀行やオンライン証券会社を使っていない方も、AppleIDやGoogle など重要なアカウントを乗っ取られたらもう何もできなくなってしまいます…。
今回、ハッカーに狙われやすい弱い場所が見つかったとの高市総理の注意喚起を聞いて、ドキッとしたママもいるかもしれません。
PHP問題は企業のシステムで、家庭では対策のしようがないそうです…。(総務省 公式X 2026年10月22日の投稿で、一般のインターネット利用者に特段の対応を求めるものではないと案内されています)
しかぁ~し!
家庭でもできる確実な不正アクセス対策があります!
「コンセントを抜く」ではありませんよ笑
こわがりすぎなくて大丈夫!
トラ母さんと一緒に確認していきましょうね♪
ネットにくわしくなくても、やることはほんの少しだけ。
この記事では、警察庁・Apple・Microsoftなどの公式情報をもとに、「考えておくこと」と「今日やること」を順番にまとめました。
ルーターは「おうちのネットの玄関」ですよ
ルーター(※1)は、スマホ・パソコン・ゲーム機・見守りカメラなどを、外のインターネットにつなぐ外部のネット環境とおうちを繋ぐ機械です。
※1 ルーター:多くの家では、プロバイダーの機械の近くに置いてある、アンテナや小さなランプが付いた箱です。「Wi-Fiの親機」と呼ばれることもあります。
ここに悪い人(不正アクセスハッカー)が入り込むと、つながっている機械全部に影響が出るおそれがあります。怖っ
昔~購入した古いルーターが危険な5つの理由
「古い」といっても、年数そのものより「メーカーのサポートが終わっているかどうか」が大事です。
ルーターの中には、ファームウェア(※2)という小さなソフトが入っています。
※2 ファームウェア:機械を動かすためのソフトのこと。スマホの「アップデート」と同じように、弱点が見つかるとメーカーが修正版を配ります。
メーカーのバッファローや警察庁などの公式情報から、古いルーターの危険を5つにまとめました。
理由① 弱点が見つかっても、もう直してもらえない
サポートが終わった機種には、修正版(ファームウェア)が届きません。
弱点が開いたままになってしまうんです。
バッファロー公式サイトより引用
サポートが終了した商品につきましては、脆弱性などの問題が確認された場合においても修正ソフトウェアのご提供をいたしかねますので、新しい商品への買い替えをご検討ください。
実際に2026年3月、バッファローは一部のルーターで見つかった複数の弱点(脆弱性 ※3)を公表しました。そのうちサポートが終わっていた7機種(WZR-600DHP、WZR-900DHPなど)は修正版が出せないとして、「商品の使用を停止すること」を勧めています。(出典:バッファロー「一部ネットワーク商品における複数の脆弱性とその対処方法(JVN#83788689)」2026年3月23日)
※3 脆弱性(ぜいじゃくせい):機械やソフトの「弱点」や「欠陥」のこと。悪い人に入り込まれるすき間になります。
理由② Wi-Fiのパスワードなどの設定を盗まれるおそれありますよ
不正アクセスされると、ルーターに保存されている設定(Wi-Fiのパスワードなど)を盗まれたり、勝手に操作されたりするおそれがあります。
バッファロー公式サイトより引用
上の2026年3月のお知らせでは、悪用されると「設定情報を窃取される」(盗まれる)、ルーター上で勝手に命令を実行されるといった危険が示されています。
補足:お知らせでは、ルーターの「インターネット側からのリモートアクセス(外から設定画面に入れる機能)」を有効にしていると、インターネット側からも攻撃されるおそれがあるとしています。使っていなければオフにしておきましょう。
理由③ つながっている家電やカメラが乗っ取られることも…
ルーターはおうちのネットの玄関と説明したように、不正に入り込まれると、その先の機械にも影響が出てしまうそうです。
バッファロー公式サイトより引用
バッファローは、ルーターにつながったスマート家電などがウイルスに感染したり乗っ取られたりして、外から勝手に操作されるおそれがあると説明しています。その結果、パソコンの中のデータや防犯カメラの映像が流出する可能性もあるそうです。(出典:バッファロー「ご家庭でWi-Fiルーターをより安全にお使い頂くために」)
理由④ 知らないうちに「犯罪の通り道」にされるかも
自分では気づかないまま、他人を攻撃するための通り道(踏み台 ※4)にされてしまうこともあるかもです。
※4 踏み台:犯人が自分の正体を隠すために、他人の家のネット回線を経由して悪いことをすること。記録には、通り道にされた家の情報が残ってしまいます。
バッファロー、警察庁公式サイトより引用
バッファローは、ルーターが踏み台にされ、ほかの人の機器への攻撃に使われることもあると説明しています。(出典:同上)
警察庁は2023年3月、捜査の中で一般家庭のルーターが攻撃に悪用されていたことが分かったとして、サポートが終了したルーターは買い替えを検討するよう呼びかけました。(出典:警察庁「家庭用ルーターの不正利用に関する注意喚起について」令和5年3月28日)
さらに2026年7月の警察庁・総務省・NICT(情報通信研究機構)の発表では、2024年中のネットバンキング不正送金の被害のうち、少なくとも1,918件(被害額 約28.9億円)で、家庭のネット機器を中継に使うしくみが悪用されていたとされています。(出典:警察庁・総務省・NICT「家庭用IoT機器を悪用するレジデンシャルプロキシの現状」令和8年7月21日)
補足:この発表では、ルーターのほか「テレビにつなぐだけで無料で動画が見られる」とうたう機器や、出どころの分からない無料アプリ・無料VPNも、悪用の入り口になるとしています。
理由⑤ 古い機種は、守りのしくみそのものが古いんです
古い機種には、今の基準から見ると守る力自体が弱いしくみのまま残っていることがあるそうです。
- 初期パスワードが見破られやすい:バッファローは、初期設定のパスワードは簡単に特定され、外から不正アクセスされる危険があると説明しています。新しい機種では、管理画面のパスワードが1台ごとに違うものが望ましいとしています。(出典:バッファロー「ご家庭でWi-Fiルーターをより安全にお使い頂くために」)
- 自動更新の機能がない:同じページで、ファームウェアの自動更新機能がある機種が望ましいとしています。
- Wi-Fiの暗号化(※5)が古い:Windowsでは、古い方式(WEPやTKIP)のWi-Fiにつなぐと「セキュリティで保護されていない」と表示されます。Microsoftは、ルーターが古い場合は新しいものへの買い替えを検討するよう案内しています。(出典:Microsoft サポート「Wi-Fi ネットワークが Windows でセキュリティで保護されていない」)
※5 暗号化:Wi-Fiの通信を、他人に読まれないように守るしくみ。今のおすすめは「WPA3」、使えない場合は「WPA2(AES)」です(Apple サポート「Wi-FiルーターとWi-Fiアクセスポイントの推奨設定」より)。
こわがりすぎなくて大丈夫!
どの理由も、「サポートが続いている機種を、更新しながら使う」ことで防げます。
続きの「ルーター編 その2」で、今日できることを見ていきましょう。
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※この記事の公式情報は2026年10月22日に確認した内容です。
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