家族のパスワードを1Passwordで一括管理!iPhoneの設定と家族の招待家族追加編
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「登録編」の続きです。
登録編では、ファミリープランに登録して、Edge のパスワードを 1Password に引っ越しました。家族追加編では、iPhone でも使えるようにして、家族を招待し、使い回しているパスワードを入れ替えていきます。
この記事でできること
- iPhone でも同じパスワードを使えるようにする
- 家族を招待して、共有の保管庫を作る
- 使い回しているパスワードを入れ替える
ステップ6 iPhone でも使えるようにする
- iPhone の App Store で「1Password」を検索して、アプリを入れます。開発元が「AgileBits Inc.」のものを選びます。App Store で求められるパスワードは、Apple ID のものです。1Password のものではありません。
- パソコンで 1Password にサインインした状態で、画面右上のアカウント名から「Set up another device」(別のデバイスを設定)を選びます。QR コードが出ます。
- iPhone のアプリで「サインイン」から QR コードを読み取り、マスターパスワードを入力します。Secret Key を手入力せずに済みます。
- サインインが終わったら、QR コードの画面は閉じます。
iPhone の自動入力を設定する
「設定」→「一般」→「自動入力とパスワード」で、「パスワードとパスキーを自動入力」をオンにして、「1Password」にチェックを入れます。Apple のパスワードにも保存したものがあるなら、移行が終わるまでは、「iCloud キーチェーン」のチェックを残しておくと安心です。次の「Apple のパスワードを移すには」も参照してください。
マスターパスワードをコピーして貼りつけたときは
別の場所で日本語を入力して、コピー&ペーストした場合は、そのあと、ほかの短い文字をコピーして、クリップボードを上書きしておきます。入力に使ったメモなどは、削除します。
Apple のパスワード(iCloud キーチェーン)を移すには
iPhone の「パスワード」アプリ(iCloud キーチェーン)にも、保存したパスワードがある場合の話です。私のパソコンには「iCloud for Windows」が入っていなかったので、次のように整理しました。
方法A 使うたびに少しずつ移す(いちばん簡単で安全です)
- iPhone の自動入力は、当面、「1Password」と「iCloud キーチェーン」の両方にチェックを入れておきます。
- ログインするたびに、Apple のパスワードが出たら、それで入ります。
- ログインしたあと、1Password が「このログインを保存しますか?」と聞いてくるので、保存します。
- よく使うサイトから順に、自然に1Passwordへ集まります。CSV を作らないので、漏れる心配もありません。
- ひと月ほど使って、候補が1Passwordだけで足りるようになったら、iCloud キーチェーンのチェックを外します。
方法B iCloud for Windows を入れて、まとめて移す
- Microsoft Store の公式アプリ「iCloud」を入れて、Apple ID でサインインします。Apple ID のパスワードと、2段階認証が必要です。
- アプリの中の「パスワード」を使えるようにして、そこから書き出しをします。
- 書き出した CSV は、Edge のときと同じように、1Password に取り込んだあと、必ず削除してください。
- 取り込みの画面には、「iCloud Keychain」という選択肢があります。
- 件数が多くて、まとめて移したいときの方法です。
方法C 移さない
- Apple 側のパスワードは、そのまま残しておいて、必要なときだけ、iPhone の「パスワード」アプリで確認します。
1Password に一本化したいなら、AかBです。私は、無理のない方法Aから始めるのがいいと考えています。
ステップ7 次にやること
登録と引っ越しが終わったら、いよいよ「家族みんなで使う」段階です。ここからが、ファミリープランの本番です。
ファミリープランでできること
- 家族5人まで、1つの契約で使えます。端末の数に制限はありません(登録ページの表記より)。
- 家族それぞれが、自分専用の保管庫を持ちます。自分のパスワードは、ほかの家族には見えません。
- 家族みんなで見たい情報だけを入れる、共有の保管庫を作れます。
- あなた(登録した人)が管理者になります。家族の招待や、メンバーの管理ができます。
家族を招待する
- パソコンで my.1password.com にサインインして、左のメニューの「人」または「招待」を開きます。
- 招待したい家族(夫、子どもなど)のメールアドレスを入れて、招待を送ります。
- 招待を受け取った家族は、メールのリンクから、自分のアカウントを作ります。マスターパスワードと Secret Key は、それぞれが自分で作ります。あなたが代わりに決める必要はありません。
- 家族も、あなたと同じように、Emergency Kit を印刷して保管します。
お子さんがいる場合
- お子さんにメールアドレスがない場合は、保護者のメールで招待できるか、画面で確認しながら進めます。
- 小さいお子さんのぶんは、保護者が管理して、あとから本人に引き継ぐ形でもよいと思います。
共有の保管庫を作る
- 左のメニューの「保管庫」から、新しい保管庫(例:「家族共有」)を作ります。
- 共有する人(家族全員か、一部)を選びます。
- 入れるものの例:Wi-Fi のパスワード、電気・ガス・水道のログイン、動画サービス、学校のサイトなど。
- 逆に、自分だけで使うもの(銀行、証券、個人のメールなど)は、共有の保管庫に入れないで、自分の保管庫に残します。
使い回しているパスワードを変える
1Password の「Watchtower」を開くと、「再利用されたパスワード」(同じパスワードを使い回しているもの)や、「脆弱なパスワード」、「漏えいしたパスワード」の一覧が出ます。
1件ずつ、次の流れで変えていきます。
- 一覧から、サイトを1つ選びます。
- そのサイトにログインして、「パスワード変更」の画面を開きます。
- 新しいパスワードの入力欄をクリックして、1Password のアイコンから「パスワードを生成」を選びます。
- 保存の案内が出たら、「既存のアイテムを更新」のような項目を選びます。
- サイトの変更ボタンを押して、完了させます。
注意
- 変更を確定する前に、1Password に新しいパスワードが保存されているか、確認します。
- 1Password には変更履歴が残るので、間違えても、前のパスワードに戻せます。
- 銀行、証券、クレジットカード、決済関連から先に変えます。次に、メルカリなどお金が動くサイト、メールアドレス、SNS の順に進めます。
- 一度に全部やらなくても大丈夫です。毎日5件ずつ、1〜2週間かけて進めるくらいで十分です。
2段階認証を設定する
銀行や証券、メールには、2段階認証を設定します。パスワードを変えるだけより、ずっと安全になります。
無料トライアルのあと
- 無料トライアルが終わる前に、続けて使うかどうかを決めます。続けるなら、お支払い情報の登録が必要です。
- 続けない場合は、期限の数日前に、解約の手続きをします。
- 料金は、公式サイトの料金ページで最新の金額を確認してください。
まとめ
- ファミリープランなら、家族5人まで、1つの契約で使える。個人用の保管庫と、共有の保管庫を使い分ける。
- 一度に全部やろうとせず、大事なサイトから少しずつ移していく。
パスワード管理は、始めるまでが一番大変です。ここまで来れば、あとは、毎日のログインがぐっと楽になります。
※この記事は、筆者が実際に登録した手順をもとにしています。画面や料金は変更されることがあるので、最新の情報は公式サイトで確認してください。